2020年3月1日 トーハツ船外機2馬力 エンジンオイル・ギアオイル交換
今日はシーズンインを目前に、トーハツ船外機2馬力のエンジンオイルとギアオイルを交換しました。合わせてグリスアップも行いました。
まずは今回、準備したものはこちらです。
1.トーハツ 純正 エンジンオイル
2.トーハツ 純正 ギアオイル
3.ヤマハ 耐水グリスA
4.パーツクリーナー
5.グリススプレー
6.グリスガン
7.ブラシ
8.計量カップ2個
9.十字レンチ
10.幅広ドライバーS
11.モンキーレンチ
【エンジンオイル交換】
1.エンジンオイルドレンスクリュの取り外し
普通の10のスパナでは、ボルトの山が慣れてしまう可能性があると言うことで、自転車を整備するときに使う十字レンチを使いました。とても硬く締まっていてちょっとやそっとでは緩みそうに無い状況で、フン!っと力を入れたら「カチッ」と言う感じで緩みました。ポタポタとオイルが落ちてきたところを、100円均一で買ってきた計量カップで受けます。
2.エンジンオイルの補充
エンジンオイルのいりぐちのコックを開けると勢いよくエンジンオイルが出てきて、オイルは約290ccほど出てきました。汚れていますが、不具合はないようです。エンジンオイルドレン付近を清掃し、エンジンオイルドレンスクリュを程よく強く締めます。出てきたのと同量のエンジンオイルを準備し、エンジンオイルを入れていきます。ジョウロがあると便利ですね。
3.最終点検
エンジンオイルドレンスクリュの締め具合、オイルレベル、オイル漏れの有無を確認して、エンジンオイル交換の終了です。
【ギアオイル交換】
1.ギアオイル交換ドレンボルトが不思議なことにマイナスで、しかも幅が15ミリほどあります。まずは日曜大工用のマイナスドライバーで開けようとしますが、カチカチでびくともしません。少し力を入れるとネジ山が潰れてしまいそうです。
困っていたところ、ゴムボクラブのD2さんの記事に出会い幅広の水栓用のドライバーを知り、早速コーナンプロに買いに走りました。世の中にはこんなドライバーがあって、しかも水栓用のドライバーを船外機のメンテナンスに使うとは。D2さんに感謝です。
2.幅広ドライバーでドレンボルトを「エイッ」と回しますが、びくともしません。これもD2さんの記事にあった通り、モンキーレンチを使ってネジ山がを潰さないように、慎重かつ大胆に「ドリャー」っと回したら、今回も「カチッ」と言う感じで緩みました。
3.上下の2箇所のドレンボルトを外すとダラダラと真っ黒なオイルが200ccほど出てきました。白濁していると海水が侵入していて、入院しないといけないようです。オイルが出切ったところでギアオイルを下の穴から注入。上の穴からギアオイルが溢れてきたところで、ギアオイルのチューブを刺したまま上のドレンボルトを仮締めし、次に下のドレンボルトを仮締めします。本締めをしますが、水分の侵入はNGなので強めに本締めして終了です。
最後に点火プラグの煤取りとグリスアップをして、メンテナンスを終了しました。
今日は時間が無くて試運転出来なかったので、次回は試運転しようと思います。